忍者ブログ
京王線中河原駅から徒歩3分。 ラーメン屋さんの横の階段をあがった二階にある、小さなカフェレストラン。 大人から子供まで楽しめる、電車の走るカフェの公式ブログです。 ただいま諸事情により公式ホームページの更新が止まり、ご迷惑をおかけしております。営業等の店舗情報は、公式ブログにて発信しております。 またhttp://coffeetb.izakamakura.com/l1b.htmより、レンタル車両のご予約も承ります。 よろしくお願いいたします。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

では、数学がどのように役に立っているのか?

確かに日常生活での出番はほとんどといってもないかもしれない。
依然勤めていた会社の仕事では、レンズの度数と矯正効果を算出するのに、三角関数を
使った。会社に入ってはじめてみたらいやになってしまうくらい難しい範疇だ。

鉄道模型の分野でもさまざまな定理や法則を応用して、寸法だしや造形を行った。

どちらも専門知識で、日常には関係ないだろうという突込みをもらいそうだ。

専門知識以外の部分ではどうか?日常業務の中でレジうちや金銭の授受を伴う仕事
をしている人も多いのではないだろうか?私もそうだった。

お客様との商談を終えて、金額を伝える。たとえば消費税込みで52500円という商品を
販売したとする。仮にお客様から値切られたとすると、この金額であれば「それでは端数を
きりましょう。消費税込みで50000円ちょうどでやらせていただきます。」という営業マンも
多いはず。

いざ現金を預かってレジ打ちすると「税抜き金額」→「小計ボタン」(ここで消費税が加算されて
金額の表示が変わる)→「現預」ボタンという操作をすることが多いだろう。

こんな経験はないだろうか?税込み50000円ちょうどにしたら、消費税が5%だったころなら、
電卓たたいた金額では49999円(税込み)、1円足した金額でレジ打ちしたら税込み50001円
となり、どうしても50000円ちょうどにできない。せっかく苦労して商談したのに、お金を預かって
レジまで行って打ち込んだら約束の金額どおりにはできないのだ。私は22年間の営業マン人生
のなかで、最初の数年間はこれに悩まされた。

なんとか事前にその金額なら誤差が出ないということを知ることができないか・・・

と考えたのである。その結果、こんな法則があることに気がついた。

消費税5%ということにとらわれない、税込みちょうどにできるかどうかを事前に知ることがで
きる便利な計算だ。

定理
最初に、100を税率で割った商と、その商+1の和を用意する。
約束した販売価格から「商」を引き去る。そして出てきた数字を「和」で割る。
その結果、少数点以下の端数が発生せず、見事に割り切れればその金額ではレジ打ちできない
のだ。

販売代金を税込み50000円、消費税は5%として計算してみよう。
100÷5は20となるから、商は20で和が21だ。

50000-20=49980 49980÷21=2380 見事に割り切れた。つまり税込み50000円
ちょうどになる「本体価格」は存在しないのだ。

50000÷1.05=47619.0476・・・となる。
つまり47619円+消費税で50000ちょうどになるはずなのだが、1.05を乗じても49999円
にしかならない。かといって47620+税で計算すると50001円となる。

つまり消費税5%時代には雑収入か雑支出という形で1円の誤差を処理しない限り、税込みで
50000円ぴったりというのはちょっとできない相談であったのだ。

それが事前にわかるのが上記の定理なのだ。

ちなみに8%の今では12.5と13.5という数字を用意して事前に計算しておけば、1円誤差の発生
を事前にお客様に知らせることができるというもの。

名づけて「店長の定理」だ。

皆さんも暇なときには電卓をたたいて確かめて見てほしい。この定理は本物だ。

・・・数学の定理や公式などは、こうした身近なところから生まれてくるものなのである。
PR
Tbの店長に着任して半年・・・。

まだまだ右も左もわからない業界で何とかやれている。
そして私には大切なものがいくつかある。

まずは店。決して三ツ星レストランといわれるような豪華な料理が出るわけでもなく、
かといって適当なものを作って並べているというわけでもない。自分の一生懸命を
それなりに形にした、マイステージ。大切なお客様をお迎えするための場所だ。居
抜きで建物も古く、作業スペースや収納スペースも狭い。100点万点には程遠いけ
れど、自分にとっては大切な居場所だ。

そして相方。前の会社から一緒に仕事をしてきたので、一番信頼できるパートナー。
店の数字や管理運営を丸投げしてしまっているうえ、厚くて狭い厨房に押し込めてし
まって、その上決して潤沢とはいえないお給料しか出せていない。それでも不平不
満をいわずにいつも一生懸命店のことを考えて尽力してくれている。ときどき意見の
交換もあるし、そんなときに限って私が感情的になってしまったり、とんでもない失敗
をやらかしていらっとさせてしまうこともある。面と向かってはなかなかいえないけれ
ど本当にありがたいと思って感謝している。

順番が前後したけれど模型たち。小学校のころからの付き合いになる特急電車や
「脱線キング」「魔の10号車」などと呼ばれる新幹線、色とりどりの客車たち。古いも
のや出来が今ひとつのものもあるけれど、みんな店を盛り上げてくれる大切な小道
具たちだ。

そして、学問。

勉強嫌いで劣等性だった私だが、ただひとついえることがある。

「人生で最も役に立ったのは数学である。」

数学というと、むづかしくて、理屈っぽくて、面倒くさい。苦手教科や嫌いな科目と
いえば「数学だったよ」という人も少なくはないはず。人生で最も役に立ったといわれ
ても、今まで生きてきた人生の中では、微分も積分も因数分解も2次関数も方程式
も使ったことなんかないのに・・・という人も多いだろう。

私も学生時代はそう思っていた。
だから数学の授業の思い出なんて居眠りと赤点くらいしかない。

でも今では違う。

学んでおいてよかった、もっと学んでおけばよかったと思えるくらい活用させてもらっ
ている。

鉄道模型の曲線の曲率半径、勾配の角度、台座を作るときの寸法の割り出し・・・
必要なものを求める時は、必ずといっていいほどまず計算だ。そこから紙の上に書か
れた図面を形にしていく。おそらくこのまま情景部分の作成を進めていけば、地面作り
に等積変形だって使うだろう。文型の私がね。

お店にはいろいろなお客様がやってくる。

このブログもたくさんの人が見てくれているだろう。

だから私は声を大にして伝えたい。

「私にとって本当に役に立ってくれている学問は数学だけであったしこれからも数学だけであろう。」
こっそりアップついでに、写真も・・・っと


マスターがコンビニまで出かけたすきに、内緒でパチリ!

あ!失敗 笑


+ 忍者ブログ
+ [PR]

+ Material 音信不通
+ Template 気の向くままに―――・・・